よくある妊産婦の腰痛

妊娠後期になると、腰への負担は体重の数倍以上になると言われています。妊娠している女性の骨格には大きな負荷がかかります。子宮内で成長している赤ちゃんは、お母さんが心地よいか、バランスを取りやすいか、動きやすいか、という点は、ほとんど気にしていないようです。

妊婦さんの腰痛の原因は?

妊娠中の女性は、お腹が重くなり、サイズが大きくなるにつれ、重心の変化に対応するため、背骨を過度に伸ばそうとして、骨盤が前方に少し傾いたり回転したりします。このように重力に逆らうのは筋肉にとってかなりの負担であり、母親は、生物力学的にデメリットのある姿勢で体をきちんと機能させなくてはなりません。

また、子宮と腹部が赤ちゃんにあわせて広がるように、妊娠中は自然とホルモンが増加し腹部の組織と靭帯が緩みます。その結果、さらに背骨は伸びてしまい、この姿勢により、腰部の筋肉がけいれんを起こしたり、骨盤靭帯に痛みを感じたりすることもあります。特に回転すると、骨盤靭帯に大きな負荷がかかり、痛みを感じることがよくあります。この痛みは、母親が休んだり仕事をしたりするために腰を下ろすとさらにひどくなります。また、従来の座り方では、胸部と腹部が圧迫され、座り心地が悪いだけでなく、これらの部位が普通に機能することも難しくなります。

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左の図からもわかる様に従来型の着座方法は背骨が不自然な「C」の型に潰れていますが、バンバックサドル椅子での着座では、背骨が自然なS字湾曲を保てる様にデザインされています。

なぜ、妊娠中の女性にとってサドル椅子は、良いのでしょうか?

立っている時、背骨は自然と3カ所でカーブしていて、これにより素晴らしいバランスと動きやすさを保っていますが、従来の椅子に座っている時の背骨は、不自然な「C」の形につぶれています。そして、仕事するために前傾姿勢になると、このカーブはさらに変形し、脊椎円盤だけでなく、背骨の周囲の柔らかい組織にも負荷がかかります。このような姿勢で座り続けると、背骨が徐々にダメージを受けることになります。

Carolyn saddle with spineM Carolyn flat with spineM

図左のバンバック・サドル椅子は、従来とは全く違った椅子で、立っている時の姿勢を再現できるようデザインされています。その特別にデザインされた形により、背骨を自然なカーブに沿わせ、骨盤を自然な直立した状態に保ちます。その結果、バランスのとれた姿勢で座りながらも、大変動きやすいだけでなく、体もきちんと機能するようになります。

バンバック・サドル椅子の仕組みは?

従来の座り方をすると、背骨は「つぶれて」しまいます。この状態を直すには、背骨を通常通りまっすぐな状態に戻すことが必要です。バンバック・サドル椅子に座っても、妊娠中は「通常の」カーブに戻すことは100%可能ではないかもしれませんが、背骨の状態は大幅に改善され、その結果、座り心地の悪さや痛みは軽減されます。

バンバック・サドル椅子には回転台がついているため、体を回転させる必要がなくなります。そのため、座っている人は、仕事場を簡単に動き回ることができ、手を使って自分を引っ張り回すのではなく、足を使って動くことが可能になります。これにより、足も含め脚全体を使うことが多くなるため、むくみの予防にもなります。

この椅子は、理学療法士並びに作業療法士により、「座って作業をする人にとって理想的な椅子」と認められただけでなく、世界中の歯科医にも理想的な歯科医用スツールとして採用されています。妊娠中の体には通常より大きな負荷がかかっていますが、バンバック・サドル椅子を使えば、その負荷も大きく軽減されるでしょう。

バンバック・サドル椅子は、オーストラリア理学療法協会により、以下の機能がある椅子として承認されています。

・背骨の自然なカーブを維持しやすい。
・筋肉や骨の異常を防ぐ助けとなる。
・首や肩の痛みを軽減する助けとなる。
・まっすぐな姿勢を保ちやすくなる。

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